投資の話

株で1日で1000万溶かした話②

前回の続きです。

当時株で取引をしていた人はご存知だと思いますが、当時は自動運転が相場を騒がせていました。

私も他の株で負った負債を自動運転銘柄で取り返したりしていたので、完全に自動運転に流れが来ていると確信していましたね。

退職して1日値動きを眺めていたあの頃も、現物・信用取引両方で自動運転銘柄に手を出しておりました。

そして迎えた11月19日。この日は自動運転銘柄であるZMPが東証マザーズへの上場を予定していた日です。

この日に向けて私は、ベンチャーキャピタルでありZMPの株を大量に保有していたFVCを全力購入。さらに、ZMP株を保有しているとされていたアートスパークHDの株を信用買いしていたわけです。

予定日の数日前には、ゴールドマンサックスがFVC株を空売りするといった不安要素もありましたが、ZMPが上場すればその話題性からIPO初値は高騰!FVC株価も高騰!というシナリオが各所で囁かれていました。

仮にぱっとしない結果となってしまったとしても、下値は限定的、それに比べて上値は無限大、そんな期待をしていた投資家も多かったのではないでしょうか?

しかし蓋を開けてみれば、結果は思ってもみない方向に。

ZMPは上場延期を発表、FVC,アートスパークHDの株価は大暴落。

私の資産1000万は一気に100万ほどになってしまったのです。

当然ZMP上場がパッとしないかもしれないと言うリスクは考えていましたが、まさかの上場見送り。前代未聞の事態となってしまったわけですから市場も騒然。

いやぁ、これにはホント参りましたね。毎日吐き気が止まりませんでした。

マイナスにならなかったのが、せめてもの救いでした

借金になってたらどうなってたんでしょうね?自己破産?健康な状況ではさすがに生活保護はもらえないでしょうから、人生に絶望して暴挙に出ていたかもしれません(笑)

さすがに貯蓄100万では職なしで生きていくのは厳しいですから、急いでハローワークに向かい現職にありついたと言うことになります。

このとき空売りに入っていたゴールドマンサックスはおそらくこの事実を事前につかんでいたのでしょう。インサイダーではないのでしょうが、そんな機関投資家に有利な相場では個人が勝ち抜くことは不可能と判断し、まじめに生きていこうと心に誓ったわけです。

その後、働いてためたお金を仮想通貨で200万→40万くらいに減らしながらも(えっ?)、現在は仮想通貨も戻しつつあるのでなんとかなりそうかな、といった現状となっています。

道中、こんな私でもいいと言ってくれる結婚相手にもめぐり合い、子供も授かり、現在は比較的まっとうな人生を歩んでいるところです。全うに歩いていかざるを得ないと言うこともできますが(笑)

それでもできれば働かないで生きていきたいですから、夢は諦めず、現状リスクが低いであろうトルコリラのスワップポイント狙いで資金を増やして、ゆくゆくはセミリタイアを狙っていこうと算段しています。

そんな私ですが、皆様これからも応援のほどお願い致します!

トルコリラ訴求

皆さんもスワポいかがですか?オススメですよ!

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